救急医療は、県立病院が県民から充実を期待されている大事な機能の1つです。私たちの善意の犠牲で対応するのではなく、正規の勤務時間での対応が求められます。
<宿日直>
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県医労は、救急医療の充実と、職員の労働条件の向上をめざし、長年取り組んできました。1973年には、外来等の宿直明けの午後からの職専免(休み)を実現。それまでは、1日働いて、宿直に入り、翌日も1日働いていました。 1983年からは第二次救急医療輪番制が実施されました 中央病院の夜間救急外来については、94年に2人体制での三交替を実施。手術部門では、待機制を取っていましたが、毎日呼ばれるのが当然の状態で、 改善に向けて分会会議を開催。お風呂に入るにも、脱衣所にポケットベルを置き、冬は道路事情を考えると病院に泊まらざるを得ない実態を出し合いました。三交替を基本要求とし、当面、外来と同様の一夜二勤務を要求することを確認し、97年から4人を増員させ、翌年から平日の夜間勤務者(一夜二勤務)2人、 待機者1人の体制を実現させました。
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