2008年1月17日
盛岡市内老人クラブ会長 各位
医師・看護師増やせ!地域医療崩壊を
くい止めよう岩手県民集会実行委員会
「医師・看護師増やせ!地域医療崩壊を
くい止めよう岩手県民集会」について(ご案内)
貴職におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
今、県民の一番の関心、県政への要望は、「地域医療対策、医師確保」とのアンケート結果が岩手日報元旦号で紹介されています。特に、病院・診療所を利用する機会の多いみなさん方の関心が高いとも紹介されています。地域に小児科医がいない、安心して子育てができない、出産できる病院・医院がなく、隣町まで行かなくてはならない、こんな地域医療崩壊が、県内で進行しています。孫、子にどういう地域を残すのか、今、大事な時を迎えています。また、今年4月から新たに始まる後期高齢者医療制度は、実施前からその問題点が指摘され、みなさんの声や署名運動によって、負担引き上げの実施が半年、1年の実施延期となっています。この問題でも、地域で安心して老い、生活してくために、昨年12月の県議会で採択された「2008年4月実施の『後期高齢者医療制度』の凍結・見直しを求める請願」のとおり、引き続き凍結・見直しをさせていくこが必要になっています。
さて、県内の病院・診療所の医師不足は、県立病院の中の基幹病院でさえその役割を果たせないほど深刻になってきています。県立久慈病院では麻酔科医師、大船渡病院では呼吸器科・神経内科・循環器内科の医師が集約化等で不在となり、宮古病院でも循環器の医師が不在に、胆沢病院ではお産ができなくなりました。県医療局の推進している「県立病院改革プラン」による、基幹病院に医師を集約し、周辺病院への応援体制で地域完結型の医療をすすめるとした施策に一層のほころびが出てきています。医師の過重労働、勤務医離れを解消する対策がいま緊急に求められています。
医師不足、看護師不足を一日でも早く解消して欲しい、地域医療の崩壊を止め、充実して欲しいと求める県民が一同に結集し、地域で運動をしながら「医師、看護師の増員」「地域医療の存続、充実・強化」をアピールするための集会を下記のとおり開催する予定です。
つきましては、この集会へのメッセージ、集会への賛同などをお寄せ頂きますようお願いいたします。また、会員の皆様への当集会の情報提供などもお願いできれば幸いです。
記
日 時 2008年2月17日(日) 13時から
場 所 盛岡市「岩手教育会館」大ホール
目 標 800名
内 容 記念講演 本田宏先生(済生会栗橋病院副院長)
医師不足等の各地域からの報告
主 催 医師・看護師増やせ!地域医療崩壊をくい止めよう岩手県民集会実行委員会
<構成団体>
岩手県民主医療機関連合会
岩手県保険医協会
岩手県社会保障推進協議会
岩手県自治体労働組合総連合
岩手県医療労働組合連合会
* なお、役員の変更等の場合は、転送等をお願いできれば幸いです。
(事務局団体)
岩手県医療局労働組合(県医労)
〒020−0023 盛岡市内丸11−1
電話019−623−8271
Fax019−623−8273
E-mail mail@iwate-ken-irou.org